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From the Mixed-Up Files of Mrs. Basil E. Frankweiler
ジャンル: ペーパーバック ISBN: 0689711816 レーベル: Aladdin Paperbacks メーカー: Aladdin Paperbacks ページ数: 168 発売日: 1998-04-01 出版社: Aladdin Paperbacks Reading Level: Young Adult スタジオ: Aladdin Paperbacks この商品を買った人はこんな商品も買っています
レビュー クローディアは退屈だった。何か変わったことがしてみたい。でもダサいのはいや。家出することにしたクローディアは、一定の目標を持って計画を立てる。それは、快適で、今までとまったく違っていて、家のように気楽でいられるところへ行くこと。クローディアは慎重にパートナー(弟)を指名し、行き先(メトロポリタン美術館)を選んだ。でも、冒険に不測の事態はつきもの。すぐに、クローディアと弟のジェイミーは、専門家でも解けないような美術品にまつわるミステリーに巻きこまれることに。しかし、この謎を解くことができれば、クローディア自身が求める答えが見つかるかもしれない。 ユニークなストーリー、読者の心をつかんで離さない文体、独特な線画で定評のあるカニングズバーグの作品。ニューベリー賞受賞作の本書も、読者に本を置かせるすきを与えない。一角の人間になりたいというクローディアの願いと、その願いをかなえるために自分探しに出る物語は、特に思春期の入口にいて本当の自分を探し求めようとする子どもたちにとって、共感するところが多いはず。(9~12才向け) カスタマーレビュー 共感できる感覚 最初の出だしの、不便で居心地の悪いのが普段から嫌いで、だからカッとなった勢いで飛び出すような家出なんか・・・というあたりから、何となく都会育ちらしさが最初から窺えたりで、クローディアってどんな女の子かな?という具合に、好奇心を持って読み始められました。 で、その家出の先がメトロポリタン美術館というのがまず、いいじゃないですか。大人だってメトロポリタン美術館ほどの所なら、ず〜っと見ていたいな〜と思いますもんね。実際、快適そうな感じもするし。 彼らが色々に工夫するところでは、やるねェと感心したりもして・・・。読んでいくうちに、美術館に忍び込んで好きなのを見て回ることが、ますます魅力的に思えてきましたね。 姉と弟のやり取りが傑作!とにかく用意周到で計画性のある姉と、お金にうるさいこと意外はまだまだ子供らしい弟との会話がユーモラスで、凄く生き生きとした色彩を与えていると思います。とにかく、楽しかったです。 あと一ヶ月で12歳のクローディアは、家での扱われ方の不公平さとか日常の変化が何も無い生活から抜け出したいと考えていて、そして家に帰ったときには、今までキャンプだとかから帰ったときの変化ではないような変化を遂げていたい、どこか違った自分になって帰りたいと切実に思うようになる・・・。そういう感覚は子供でない我々大人だって時折感じたりしますよね。ただ、どうしたら良いのか、モヤモヤとしてしまうことも多いのかもしれません。 ある意味自分探し的なこと(そして誰もが共感できること)を、クローディアの切実で純粋な感覚を感じさせつつ、こうやってユーモラスな形にして楽しく読ませることに作家の力みたいなのを感じました。 これから美術館とかに行く時、というか美術館でなくともどこかへ無性に出かけたくなったときには、この話を思い出したりするのかもしれません。 独特のまったり感 両親による自分の扱いに不満を持った長女Claudiaが、家出をしてメトロポリタン美術館に隠れ住むお話。 しっかり者の彼女が、使えそうだという理由で一緒に家出に誘った弟Jamieと交わす会話がかわいいです。 この部分だけでも何度も読み返してしまいました。 お話は美術館にあったミケランジェロ作の像にからんだちょっとした冒険話ですが、ハラハラドキドキという感じではなく、全体になんともいえないまったりした雰囲気が漂っています。 おそらくは作者による不思議な雰囲気のイラストのせいでもあると思います。 題名にあるMrs. Frankweilerが語り手です。彼女が弁護士のSaxonbergに語りかける形で進みます。 全くの予備知識なしで読んだので、この二人が登場している理由がわからなかったのですが、最後にオチがあります。 Newbery賞の本はどれもそうですが、この本も読みやすく、子供の気持ちに沿った気持ちのいいお話です。 英語にそれほど自信のない人でも読むのに難はないと思います。 ドキドキまでいかず 小学生の姉と弟が家出する話。総資金約24ドル持って、ニューヨークの美術館内に1週間隠れ住む。ちょうどその頃、美術館のある彫刻がミケランジェロのものではないかという話が持ち上がった、2人はこっそり独自に調査を始めるのだが...。 小学生3、4年生向けの本。160ページぐらいで、字も大きい。子供ながらのアドベンチャー感覚が楽しめるかと思ったが、大人にドキドキ感をもたらすには、いかんせん字数が少なすぎる:1日で読みきれる程度。また、英語が簡単であるだけに、内容の「児童文学らしさ」を感じた。しかし、受験英語には決して出てこないような日常単語はたくさん登場するので勉強にはなる。 24ドルあまりでいったい1週間子供2人がどうやって暮らしたのか不明だったが、初版が1967年であることを知り納得した。本の内容よりも、初版から35年経ってからの筆者による後書きの方が面白かった。事実は小説よりも奇なり、といったところ。 大人も楽しめる児童書 日常生活に不満を持ち、マイルドな冒険を求めて家出する少女と誘われて付いていく現実的で締まり屋の弟のおもしろおかしいメトロポリタン博物館での生活が始まります。 ストーリーは楽しく、英語も分かりやすいので、原書を読み始めの人にお勧めです。探偵小説ばかり読んでいる人にも気分転換にお勧めします。 35周年記念の後書き付きです ~翻訳で読んで面白かったので、原語でも読もうと思って買いました。お話は、女の子の家での話ですが、お金儲けの上手な弟を連れ出して、メトロポリタン美術館に忍び込んで寝泊まりするという発想が面白い。都会の子供が家出して耐えられる場所は、やはり都会だ。 本書(と同時に発表された「Jennifer, Hecate, Macbeth, William McKinley and Me, Elizabeth」や、少し後の「About the~ B'Nai~ Bagels」)で著者は有名になりました。デビューからの3作は、単純に楽しめます。夢中で読んでしまって、電車を乗り越しました。 本書は原著刊行から35周年記念として、著者のあとがきがあります。ずいぶん時が流れたたので、舞台となったメトロポリタン美術館の様子も様変わり。入場料が必要になったことや、小説の小道具に使ったものがなくなったりかわっ~~たり。また9/11のテロのために街の雰囲気も変わったことなど。~ |