カテゴリ



Fat Land: How Americans Became the Fattest People in the World

Fat Land: How Americans Became the Fattest People in the World
参考価格: ¥ 2,256
価格: ¥ 2,380
通常10~12日以内に発送
Houghton Mifflin (T)
おすすめ度: Average rating of 4.0/5Average rating of 4.0/5Average rating of 4.0/5Average rating of 4.0/5Average rating of 4.0/5

Amazon.co.jpで買う!

ジャンル: ハードカバー
Dewey Decimal Number: 362.19639800973
ISBN: 0618164723
レーベル: Houghton Mifflin (T)
メーカー: Houghton Mifflin (T)
ページ数: 240
発売日: 2003-01-14
出版社: Houghton Mifflin (T)
スタジオ: Houghton Mifflin (T)
この商品を買った人はこんな商品も買っています

レビュー


カスタマーレビュー

まじめなレポートAverage rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
表紙とタイトルがポップですが、かなり内容は詳しいリサーチを元に記されています。
モーガン・スパーロック著「食べるな危険!!」のように、ふざけた偏向内容ではないので、政策、経済まで絡んだアメリカの肥満問題を知りたい方にはこちらの方がおすすめです。

秀逸なルポAverage rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
タイトルのインパクトにププっと笑いながらで手にしたものの、その内容は「肥満」をキーワードに米国の文化風土を多面的に分析した、内容の濃いルポでした。決してダイエット本ではありません。

大戦後の米国の農業政策・教育体制・経済格差の問題、すべてのベクトルが肥満に向かっていたことを、綿密な取材と鋭い視点で鮮やかに解説しています。一見、きわめてパーソナルと思われる肥満という問題が、実は国策や経済といったマクロな追い風によってもたらされることを納得させられます。

・・・一歩進んで、個の集積で形成されるも文化や会社の風土等も、トップのコントロールによって可塑的にデザインされる側面を示唆しており、目から鱗の思いでした。

終盤の解決策は少し弱い気がしたものの、ドキュメンタリーの中では、今まで読んだ中で最高に面白かったです。


訳者のセンスとユーモラスな表紙が裏目?Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
 原題は"Fat Land"、これを「デブの帝国」と訳した訳者のセンスが光る、と読了後わたくしは感じた。しかし、「もっと軽い本かと思ったのに・・」というレビュアーの方もいらっしゃることを考えると、この訳者のセンスとユーモラスな表紙は、却って逆効果なのかもしれない。
 内容は至ってまじめである。この本は、アメリカの肥満の原因をさまざまに探りつつ、最大の原因は、アメリカの新自由主義にあることを鋭く指摘している。
 もちろん、もともとアングロサクソンが食文化に対して世界で最も関心の低い人種であることがこの現象に関係しているとは考えられる。イギリスの給食には牛乳ではなくコーラが出てくるという。最近、カリスマシェフとして有名なジェレミー・オリバー氏がそれはよくない、とコメントして、見直しの動きが出ているとか。
 ファースト・フードと学校との癒着が脂質中心の食生活習慣を子供に植え付けることになっている、という指摘は、暗澹たる気持ちにさせられる。資本主義の論理を食に関して100%受け入れるということは、飽和脂肪酸100%に近く、精製に問題のある化学的処理を必要とするパーム油の広い使用にも関連している。
 食に対する関心、興味は、豊かな食生活に繋がるだけではなく、健康増進・維持についても重要な役割を果たしていることが改めて納得される。そして、食を大事にしようという発想は、効率やコストを第一に考える新自由主義とは調和しないのである。食に対して保守的であること(さまざまな地域の料理に興味を抱くこと、とは異なる意味で)は、伝統文化に対する尊重や擁護と同様、われわれにとって必要かつ誇るべき態度ではないだろうか。

訳者のセンスが裏目?Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5Average rating of 5/5
 原題は"Fat Land"、これを「デブの帝国」と訳した訳者のセンスが光る、と読了後わたくしは感じた。しかし、「もっと軽い本かと思ったのに・・」というレビュアーの方もいらっしゃることを考えると、この訳者のセンスとユーモラスな表紙は、却って逆効果なのかもしれない。
 内容は至ってまじめである。この本は、アメリカの肥満の原因をさまざまに探りつつ、最大の原因は、アメリカの新自由主義にあることを鋭く指摘している。
 もちろん、もともとアングロサクソンが食文化に対して世界で最も関心の低い人種であることがこの現象に関係しているとは考えられる。イギリスの給食には牛乳ではなくコーラが出てくるという。最近、カリスマシェフとして有名なジェレミー・オリバー氏がそれはよくない、とコメントして、見直しの動きが出ているとか。
 ファースト・フードと学校との癒着が脂質中心の食生活習慣を子供に植え付けることになっている、という指摘は、暗澹たる気持ちにさせられる。資本主義の論理を食に関して100%受け入れるということは、飽和脂肪酸100%に近く、精製に問題のある化学的処理を必要とするパーム油の広い使用にも関連している。
 材料はどこで取れたの? どんな栽培法をしたの? どこで誰がどんな調理法をしているの? といった、食に対する関心、興味は、豊かな食生活に繋がるだけではなく、健康増進・維持についても重要な役割を果たしていることが改めて納得される。
 そして、食を大事にしようという発想は、効率やコストを第一に考える新自由主義とは調和しないのである。食に対して保守的であること(さまざまな地域の料理に興味を抱くこと、とは異なる意味で)は、伝統文化に対する尊重や擁護と同様、われわれにとって必要かつ誇るべき態度ではないだろうか。

だまされてはならない!Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5Average rating of 4/5
ユーモラスなタイトルと表紙にだまされてはならない。
本書はアメリカにしのびよる肥満、栄養過多の経緯と現実を
あますところなく描き出した緊迫感あふれる良質のドキュメントである。

アメリカの食料政策に端を発し、新甘味料の発見のような
食品業界における技術革新をへて、ファストフードに代表される
食品産業のエゴがここまで肥満を蔓延させ、

人々を知らず知らずのうちに太らせてきたのだ。
そしてこの問題は確実にわれわれ日本人にも迫っている。

子どもに生活習慣病が広まっていくのはなぜか?
どうしてファストフードに「バリューセット」が生れたのか?
日本人の発明が肥満の拡大を爆発的なものにしたというのは本当か?

以上の疑問への答えは本書を読めばすぐ得られるのであ!る。

私が個人的に「へえ~」と思わされたのは以下のことである。
「テレビをつけている時間を減らすと・・・・・・やせる」
詳しくは236ページ以下を参照してほしい。

根拠不明のダイエット本を読むより、
この本は減量のためにはるかに役に立つと思う。




Copyright 2007 (GC)GAMEHA.COM. All rights reserved.