|
カテゴリ |
State Of Fear
ジャンル: マスマーケット Dewey Decimal Number: 813.54 ISBN: 0061015733 レーベル: Avon Books (Mm) メーカー: Avon Books (Mm) ページ数: 672 発売日: 2005-10-25 出版社: Avon Books (Mm) スタジオ: Avon Books (Mm) この商品を買った人はこんな商品も買っています レビュー 何が真実で何が嘘なのか? 情報操作を簡単に行うことのできる現代社会にうごめく犯罪と情報に翻弄される 人々を『ジュラシック・パーク』のクライトンがスピード感あふれるタッチで描く。最先端テクノ・スリラ ー『State of Fear』ついに登場。 Book Description ご多分にもれず、この作品も、読み出したら止まらないサスペンス、最先端のテクノロジー、驚異的なリサーチと、クライトンらしい作品だ。『State of Fear』では、興奮のサスペンスと、現代社会における情報操作に関する示唆に富んだ論評がみごとに融合している。パリの街路から南極大陸の氷河、エキゾチックだけれども危険なソロモン諸島と、読者はジェットコースター並みのスリリングな旅に連れ出される。その間、脳のギアは始終トップに入りっぱなしだろう。 カスタマーレビュー 小説としての出来は悪いが、地球温暖化について考えさせられた。 小説としての出来は良くないですね。小説のくせに数表やグラフが出典を明らかにして出てきます。しかも注釈つきで。これじゃ、ストーリーのリズムは寸断されちゃいますね。しかもストーリーはB級SF映画並です。 でも面白い本です。本当に言いたかったのは、地球温暖化っていうのは嘘っぱちじゃない?ということですね。100年単位で地球全体の温暖化が語れるような、正確なデータって言うのはない。過去から現在についてもそうだし、それをベースにしたシュミレーションによる数十年単位の予測というのは当てにならない。気温を含め気候というのは局地的な違いが大きく、地球全体で語るのは難しい。融けている氷河、今にも沈みそうな島という映像をよく見ますが、逆の現象も地球の何処かで起きているということです。 確かに工業化に伴う化石燃料の使用による二酸化炭素の排出が温室効果ガスとして大気に充満して地球が暖まるというのは、確かに分りやすいイメージです。分りやすくて逆に怪しいかもしれません。地動説もそうですよね。窒素酸化物の悪いイメージがそのまま二酸化炭素に移っているような気がします。自家用ジェット乗りまわしているハリウッド・セレブがこれ見よがしにプリウスに乗り、京都議定書が善意の塊みたいに思われているのが滑稽に思えてきます。(グリーンピースはもはや善意の塊とは思われていませんね。) 最近地球温暖化は似非科学だという論調の本も出てきましたが、科学理論はもともと仮説ですからね。そう言えば数十年前は氷河期が来ると脅されていたような気がします。 これ以外にも、自然公園は不自然だ。という話は面白いです。もっとも、一番言いたかったのは、タイトルにもなっている恐怖による統治ということだったのかもしれません。いろんな話がこの小説には詰まっています。恐るべし、マイケル・クライトン。 p.s.2004年出版で、すぐ邦訳も出ましたが、あまり話題にもなりませんでした。早すぎたのかもしれません。 Crichton、久々の大ヒット。 The lost world、Airframe, Disclosure, Timeline, Prey(順番めちゃめちゃですが)と、中身の濃さを犠牲にしながら、スピード感に重きがおかれる傾向がありましたが、本作はガラっと違います。 Andoromeda Strainの科学っぽさ、Congoのような不思議さ、著作ではないですがボーンアイディンティティ(映画の一作目)や007のようなスケールの広がり(北極からジャングルへ)・スピード、かつ、リアルさに加えテーマのタイムリーさ、でだんとつにお勧めです。 ダビンチ・コード(映画ではない)の9掛けぐらいおもしろいです。映画化を直球でねらってますね。 State of fearというものが何なのかということが途中でわかるのですが、それは実際に読んでもらって分かったほうが、「ほぉ〜」とおもしろいので、あまり具体的に内容を書きません(でも、他の人が書いちゃってますね)。 単におもしろいだけでなく、物事の考え方も身に付くようでお得な一冊です。 自分は、それに加えて英語の勉強にもなってますが。 今、次作のNextを読んでいます。 難しくないですよ。超娯楽作品です。 「マスコミによる地球温暖化報道を鵜呑みにしてはいけない」を提言しつつ、ストーリー展開自体は「インディジョーンズ」ばりのハラハラドキドキです。ダメダメ男とクールビューティのコンビもいかにも映画風。何度も窮地に陥りながら、必ず生還するのもお定まり。エンタテイメントが立ち過ぎて、ひょっとして科学的な下敷き(膨大な参考文献)は別に要らなかったんじゃない?とも思われました。「何かじっくりissueを考えたい」人向けではないというか。でも読みやすいし、素直に楽しめます。私は「考えたかった派」なので星4つです。 メディア批判 地球温暖化をネタにした非科学性とメディア批判。捕鯨問題その他にも置き換えられる。 メディアに煽あおられ、情報を鵜呑うのみにするのではなく、冷静に真実を見極める姿勢を持つことが重要だとの著者の訴えはもっともではある。だが、同様に、温暖化そのものを否定するような本書の記述をそのまま受け入れるのも危険だ。本書の科学的な正誤を評価することはできないが、読後は何とも後味が悪かった。 (日経エコロジー 2006/01/01 Copyright(C)2001 日経BP企画..All rights reserved.) ↑メディアに踊らされるな! 地球温暖化の背景に見え隠れする政治的意図 マイケル・クライトンの作品は殆ど読んでいるが、本書は面白さではジュラシック・パークには劣るものの、本書が提起している問題には別な意味でそれ以上の衝撃を受けました。 本書のテーマは地球温暖化です。これについては、新聞・マスコミで既定事実として連日のように取り上げられているが、実は科学的裏づけは乏しくて、我々は科学者(大学)、マスコミ、政治によりそう思い込まされているだけのようです。 地球温暖化以外にも環境保護の名の下で膨大な資金を投じて行われた政策が、失敗に終わり、逆に発展途上国の健康状態を悪化させるケースや、環境保護を唱える人々の勉強不足や偽善振りがこれでもかと描かれており、環境保護運動に対する痛烈な批判書となっています。 小説でありこれをそのまま鵜呑みにするのは危険だとは思いますが、現代人はかってない豊かさと安全を手に入れているにも拘らず、マスコミや学者らにより「恐怖の状態」(State of fear)に陥らされているのかも知れません。 そう思って新聞・テレビを見ると環境保護問題以外でも、今、マスコミでセンセーショナルに取り上げられている、子供に対する犯罪、住宅欠陥問題などに対しても我々はあまりこれに踊らされることなく、冷静に判断を下す必要があるのではないかと思います。 堅苦しいことばかり書いてしまいましたが、マイケル・クライトンの作品だけにスリル・サスペンス小説としても一級品でお勧めです。 An 極度なスリラー Tino Georgiou 著‾‾The Fates |